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Feb 01, 2009
クレプトクラート

公安トップならびに警察トップとして警察行政を牛耳ったこの人物の就任期間と被害体験がオーバーラップする。現場で自ら犯した罪でないとはいえ謀略機関のトップとして采配をふるった管理責任は限りなく重い。退官後ワンクッション置いて待望の内閣官房副長官へと成り上がったと金紳士。

ジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する独裁者は「偉大な兄弟」。対するに泥棒組織・霞が関のトップに君臨するのが「裏ガネ兄弟」。身辺のきれいな人物ではないようだ。日本政府の事実上の最高意思決定機関といわれる事務次官会議を主催するのがこの権力乱用マニア。霞が関・特権官僚にとって都合の悪い法案は例外なくここで潰される。

各省庁の事務次官が審議した結果がそのまま閣議決定へ。設置上の法的根拠はない。「事務次官会議なんて法律でどこにも規定されていない。方針通り閣議決定する」と大見得を切った安倍晋三は霞が関に潰されたようだ。実質的な調整は各省折衝で終わり、事務次官会議はそれを追認する儀式にすぎないという。閣議は「サイン大会」だそうな。霞が関の既得権益にメスは入らない。

この国が変わらない原因がここにある。国民資産を収奪する盗賊集団が国家を牛耳っている。ソ連へ留学して特権階級の腐敗を見た故・石井紘基議員はこの日本に同じ構図があるのを看破して暗殺された。事務次官会議は泥棒会議である。

世紀の境目頃から全国規模で国策としての魔女狩りがスタートした。霞が関の泥棒官僚であれば、この国がいずれ破綻することは見通していたはずだ。体制批判・政府批判は許さない。気に入らない者、目障りな者、娑婆に存在されては都合の悪い者。この種の国民に網をかける策謀がスタートした。盗聴法が世を賑わしていた頃。霞が関の特権官僚がこの趣旨の発言をしたのを記憶している。

政府に従順でない者を一網打尽にするのが共謀罪。考えうる罪状を網羅しておけばいずれかの罪に該当する。二人以上で共謀した場合という条件があるようだが、そんなものは法案を通すための方便にすぎない。団地の一室で一人語りに公僕の公金横領を批判していたら盗聴されて襲撃を受けたことは既述のとおり。だが、共謀罪は未だ日の目を見ていない。

オルタナティブ通信2008年04月27日付の記事「東京地検特捜部の正体」に次のようなくだりがある。

警察が、個人的な「恨み、ツラミ」で「犯罪を立件している」組織である事が分かる。犯罪として摘発するかどうかは、「警察が、その相手が好きか嫌いか」によっている事が分かる。

共謀罪の可決如何を問わず、気に入らない者は口を封じるのが泥棒公務員に成り下がった警察の手口だ。かつて内務官僚が自らを「牧民官」などと称したように、やつらは国民など家畜同然にしか見ていない。たかが泥棒公僕ごときの思い上がり。他人を不具者にして嬉々としている。日本政府の番犬が事務方トップに就任したのは国民にとって甚だ不幸なことといわねばならない。



Posted at Feb 01 2009 23:35 | Comment(0)