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Oct 06, 2006
浅草弾左衛門をさがせ!

日本は紛れもない監視国家です。公安の視察対象に陥れられて4年になりますが、身近に感じるだけでもいかに監視要員が多いことか。中世末期から幕末にかけて、すなわち江戸時代を経て明治四年に解放令が出るまで、江戸町奉行は穢多・非人といわれる被差別階級に下級警察の機能を担わせていました。穢多頭・浅草弾左衛門が代々その配下の穢多といわれる人々を、非人頭・車善七が代々その配下の非人といわれる人々を相当数動かしていたようです。小伝馬町の牢屋における罪人の世話。千住小塚原や品川鈴が森の刑場における罪人の処刑。籐丸かごや馬に乗せて罪人を市中引き回し。さらに岡っ引きの下働きとして下手人探索、土左衛門の処理、江戸庶民の動向監視等々。この階級が江戸の治安業務の一翼を担っていたのです。この種のダーティワークは被差別階級の専権事項でした。

2ちゃんねるで集団ストーカーの加害者組織は部落・朝鮮のネットワークを使っている旨の指摘がありますが、これもまんざらいわれのないことではないようです。解放令(賤民廃止令ともわれる)が出されたとはいえ、いまだに同和問題がくすぶり続けています。就職や結婚に際していまでも厳然とした差別が存在します。国民の動向監視を生業とする下級公安警察がこの種のネットワークに目をつけるのはごく自然なことです。歴史に学ぶことはおおいにあり得ます。同じ日本人の顔をもちながらいわれなき差別を受け続け国民に恨みを抱いた人々。適材適所ですね。GHQが戦後この種の人々を使って悪名高き日本警察を監視していたといわれています。GHQ撤退後に特高改め公安警察がこのネットワークをそのまま継承したとも。公安本体が手を汚すのは憚られる。顔を見られちゃ困る汚れ仕事は民間へということだと思います。

これまでの個人的な経験から、この種の人々が公安警察の監視業務を担っていると聞いても意外な印象は受けません。むしろそうなのかと。監視社会を維持運営することはこの種のダーティワーク専従者を養うことに他なりません。悪しき目的をもった集団を存続させるにはカネと仕事が必要なのです。国庫からカネを引き出すには仮想敵国ならぬ仮想危険人物の存在が必要条件です。危険極まりないことをアピールするための然るべき証拠が必要です。そのために日頃から社会をかぎまわって盗聴盗撮が実行されています。国家権力の意に染まぬ国民は罠にはめられます。犠牲者が増えればピンハネを宗とする警察キャリア官僚の懐が潤います。捜査費で宴会を開いたキャリアもいましたね。

監視の網を張りながら危険人物をでっち上げて行く。カネが仕事を呼び、仕事がカネを呼ぶ悪しき連鎖システムです。定年でお払い箱になった公安OBを食わせるという目的もあるでしょう。ポリス社会は揺りかごから墓場まで。民間へ再就職した公安OBが仕事を創出する場合もあるでしょう。労働運動も弾圧の対象です。生活安全条例に基づく防犯体制も着々と。かくして公安警察の監視網は国民の犠牲の上に増殖し続けます。いってみれば二重三重四重の意味で監視社会は警察権力にとっておいしい果実なのです。警察官僚にとって監視社会は地上の楽園なのです。国民は食い物にされています。公安畑のキャリア官僚は日本社会の寄生虫です。


Posted at Oct 06 2006 05:27 | Comment(0)